自分に似合う服が分からない時は、骨格診断がおすすめです。骨格を知れば似合う服がはっきり分かるようになるので、服選びに悩まされることもなくなります。
しかし、自己診断で骨格診断ナチュラルかウェーブなのか迷う人は多いのではないですか? これは自分でどの骨格かであるか見極めるのは難しいからです。
自分で骨格を診断する時のコツや、正しいセルフチェックがどうすればできるのか。骨格診断ナチュラルとウェーブで悩むあなたにチェックするポイントや、ナチュラルとウェーブのミックスについてまとめました。
骨格診断とは?
骨格診断とは自分に似合う服を知るためのメソッドのひとつで、体の質感とラインの特徴から3タイプに分けることができます。
骨格診断の最大メリットは、重心をどこに置くか分かるようになることです。同じ服でも自分と違うタイプの重心位置をとってしまうと、太って見えたり野暮ったく見えたりします。
このことから、骨格が分かると目線をどこに持っていくか分かるようになり、スタイルアップできます。
それぞれの骨格タイプで得意な着方や苦手な着方があります。素材や重心の位置取りを間違えると太って見えたり野暮ったく見えたりすれば、そのタイプではない可能性があります。
ナチュラルとウェーブの決定的な違い
骨格ナチュラルとウェーブは体の厚みが平たくて薄い人が多く、ウェーブタイプが痩せていればナチュラルとの境目が分かりにくくなります。しかし、決定的違いがあります。
骨格ウェーブは女性らしく しなやかな体つきなのに対し、ナチュラルは少し少年ぽい感じの中性的な体つきです。
骨格ナチュラルタイプはこんな方
- 手足の大きさが目立つ
- ボリュームのあるストールに負けない
- 丈が長めのスカートがすんなり決まる
骨格ウェーブタイプはこんな方
- 上半身が華奢である
- 繊細なレースやフリルはあった方がバランスが良い
- デコルテの落ち感がある
骨格ナチュラルタイプも薄い方が多いですが華奢感は感じません。華奢な感じのウェーブが女性らしい服が似合うタイプと繋がります。この2つは共通する部分があるので、分かりにくい方は骨格診断サービスを受けてみるといいかもしれません。
骨格ミックスはある?
骨格はきれいに3タイプに分類されないケースも多いです。たとえばストレートの要素を持つウェーブタイプ、ウェーブの要素を持つナチュラルタイプ、ナチュラルの要素を持つストレートタイプなどです。
しかし骨格ミックスという診断結果は存在しないものです。体型的にこの3タイプのどれかに分類されるため、必然的に自分に似合
う柄や素材、似合うデザインを導き出すことができます。
骨格タイプ別重心の置き方
ウェーブタイプ
重心が下にあるので、胸元に目線がいくように重心を上げる必要がある。
ナチュラルタイプ
重心を極端に上下にするか、重心自体を作らないようにする。
骨格タイプ別相性の良い素材
ウェーブタイプ
柔らかいもの、透けるもの、伸びるもの(ナイロン、シフォン、ニット、ツイード、ストレッチ素材、スエードなど)
ナチュラルタイプ
天然素材、うねや厚みのあるもの(麻、綿、デニム、コーデュロイ、ウール、ムートンなど)
自分の体はどんな部分が目立ちますか?
骨格というと難しく聞こえるかもしれませんね。そんな時は、体の中でどんな質感が目立つのか考えると分かりやすいです。
ウェーブ、ナチュラルのタイプの質感
- ウェーブは脂肪の柔らかみが目立つ
- ナチュラルは骨や関節が目立つ
ナチュラルタイプは骨ばっている体つきなのに対し、ウェーブタイプは筋肉や骨が目立たなく、華奢なイメージです。脂肪が目立つといっても太って見えることじゃありません。
パッと見では分かりにくいものなので、実際に触って確かめると質感の違いがはっきりします。特に質感の差が出やすいのは3つのパーツです。
手
手はタイプによって触った感触が違います。ウェーブタイプはしなやかで柔らかい感触があり、ナチュラルタイプは筋肉より骨の固い質感です。見た目にも関節が目立ちます。
二の腕
タイプによって肉付きが分かってきます。ウェーブタイプは筋肉が付きにくいので二の腕もぷにぷにした印象があります。ナチュラルタイプは肩から腕にかけて骨の質感をより感じます。
鎖骨
ウェーブは鎖骨の上が大きくくぼんでいるのに対し、ナチュラルはくぼみが浅く、鎖骨の感触をじかに感じます。
太り方の違い
大雑把に分けると骨格により太り方は違います。ウェーブタイプは洋ナシ型なのに対し、ナチュラルタイプははんぺん型です。
ウェーブタイプはお腹から太ももにかけての脂肪が目立ち、柔らかいぽっちゃり体形になります。
ナチュラルタイプは上半身、下半身共に太っていきます。全体的にがっしり大柄になるイメージですが、基本的に太りにくい骨格で肉より骨が目立つので、その分脂肪もつきにくいです。
横の立ち姿による違い
横の立ち姿も肝心です。特にポイントが出やすいのは、ヒップの始まりと腰の長さや骨格により上に重心があるのか、下に比重があるのかが分かれます。
ウェーブタイプは下、ナチュラルタイプは全体的にまっすぐです。この違いが出やすいのがヒップの形です。ウェーブは最初がなだらかで太もも近くで盛り上がります。ナチュラルは全体的にお尻の厚みを感じません。
自信を持って着られる服はありますか?
普段から着ていてしっくりくるアイテムが、そのまま自分の骨格と相性の良い服だったりします。
相性の良い服装のタイプは、ウェーブタイプはストレッチの効いた体にフィットする服で、ナチュラルタイプはオーバーサイズでゆったりした服です。
最近ナチュラルタイプと自己診断しましたが、昔からラフなカジュアルスタイルが得意でした。それにストレートが得意なシンプル系や、ウェーブが得意とされるエレガント、コンサバ系ファッションはどこか苦手意識がありました。
おのずと自分の骨格に合った服装を無意識に選んで着ていたという事です。
まとめ:骨格を意識した服選びで大きく変わるかも
骨格診断ナチュラルとウェーブは共通するところがあるので、自己診断で悩むところではないでしょうか? 2つの骨格の大きく異なるところから見極めるポイントについて紹介しました。
おしゃれを楽しみたい春。でもなかなか似合う服がないと悩んでいたら、骨格を意識した服選びをしてみてください。
自分の骨格や体のラインに合った服を着ることで、スタイルがよく見え、すてきに変わることができます。骨格でファッションの悩みがなくなることを願っています。