パーソナルカラーが春タイプと分かっているけど、実際にどんなコーデにしたらいいか分からないという方は多いのではないですか?
人の第一印象は会ってから6秒で決まるといわれています。どうせなら自分に合ったカラーの服装でコーデして好感度を上げたいですよね。
パーソナルカラーの通りに色を身につければおしゃれになるというわけではないですが、指針となるものがあるとアイテム選びが楽になり、おしゃれがもっと楽しくなるはずです。
今までよりも自信をもってアイテムを選べるようになり、納得のいく買い物ができるようになります。パーソナルカラーの特徴や、イエベ春の方に似合う色をファッションで活かすポイントを紹介します。
パーソナルカラーとは?
同じ日本人でも一見違いが無いよう見えて、実は一人一人が微妙に異なった色をしています。似合う色、似合わない色も一人一人異なるというのがパーソナルカラーの理論です。
持って生まれたボディカラー(肌の色、瞳の色髪の色など)を元に個人に似合う色を診断する手法です。
人それぞれ個性が違うように似合う色もそれぞれ違います。似合う色を見つける診断の事をパーソナルカラーと呼んでいます。似合う色が分かればより美しく見せたり、健康的に生き生きと見せたりすることができます。
さらにしっかりとした印象や清潔感のある印象、好感度の印象を作り出すこともできます。
パーソナルカラーはピンクが似合う、青が似合うを診断するものではなく、ピンクならどんなピンクが似合うのかを診断するものです。
ピンクにはベビーピンク、ピーチピンク、サーモンピンク、フーシャピンク、ローズピンクなどがあり、どのピンクがきれいに見せるかを診断します。
一度パーソナルカラーを知ったら年齢とともに変化することは基本的にありません。例外として海外に移住して極端に日焼けしたり、日焼けサロンに通ったりすると似合う色が変わることはあります。
自身のパーソナルカラーを知ることで、生涯にわたり色使いに悩まなくて良くなります。人生を効果的に変えていくこともできるというわけです。
全ての色は、
明度:色の明るさの度合い
彩度:色の鮮やかなの度合い
清濁:色の濁りの度合い
これらの属性の組み合わせに応じて成り立ちます。この属性を少しずつ変えていくと、人によって似合う色になったり似合わない色になったりします。
同じ赤でも鮮やかな赤が似合う人もいれば、くすんだ赤が似合う人もいるというわけです。似合う色、つまりパーソナルカラーの傾向を4つのグループに分けたものが一般的に知られています。
スプリング(春)、サマー(夏)、オータム(秋)、ウインター(冬)という分類方法は聞き覚えのある方もいるでしょう。
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パーソナルカラーのメリット
パーソナルカラーでコーデすると色彩の調和がとれることにより、好感度が高くなります。
肌色:健康的に明るく見える
肌トラブル:クマ、しわなどが目立たない
フェイスライン:すっきり引き締まって見える
顔の立体感:奥行きが出て立体的に見え小顔に見える
アイライン:アイフレームが強調される
まつげ:長く見える
黒目:黒目が黒く、大きく見える。または黒目と白目のコントラストがはっきりする
着やせ効果:全身パーソナルカラーでコーデすると縦のラインが強調され着やせ効果に
パーソナルカラーを知ることで、
- 結果として買い物の失敗がなくなる
- 第一印象が良くなる
- 自分の個性や長所を知ることで自信がつく
合わない色を身につけるデメリット
パーソナルカラーがNGカラーだと、
肌色:青白く見えたり黄くすみして見える
肌トラブル:クマしわなどが目立つ
フェイスライン:膨張して見える
顔の立体感:平面的な顔立ちに見える
アイライン:変化なし
まつげ:変化なし
黒目:変化なし
着やせ効果:視線が途切れ痩せ効果は得られない
パーソナルカラーを知らないと結果として
- 厚化粧に見える
- 顔色が悪く見える
- 肌がくすみぼんやりした印象に見える
- クマが目立ちつかれているように見える
- シミやしわが強調され実年齢より老けた印象を与える
パーソナルカラーが分かっていないと、自分に合わないカラーでメイクしたり洋服を合わせてしまったりすることもあるかもしれません。
相手にマイナスイメージを与える可能性があることを考えると、自分に似合う色というのは把握しておいた方が良いのではないでしょうか。
パーソナルカラー・スプリングの芸能人
スプリングはイエローベースで全体のトーンは明るめです。濁りの少ないクリアな色味が多いのが特徴です。芸能人でいうと桐谷美玲さん、長澤まさみさん、上戸彩さん、佐々木希さん、深田恭子さん、石原さとみさんなどです。
共通点は何といってもフレッシュな印象で元気なイメージですよね。キラキラとした女性らしい華やかさがあり、実年齢より若く見えます。肌も透明感があり血色がいいです。
スプリングの顔の特徴
肌 乳白色で陶器のような白肌。日焼けすると明るい茶色になる。
目 色が薄く明るいブラウン。瞳と光彩がはっきり区別できる。
頬 暖かみのあるオレンジ系の色味。そばかすがある人が多い。
唇 サーモンピンクやピーチピンクの色に近い。
スプリングかわからない時
ブルベ夏と迷う:サマータイプの色を合わせるとそばかすやシミが目立ち、顔色が悪く見える。
イエベ秋と迷う:イエロー同士なので一番迷いやすい。オータムタイプの色を合わせると全体的に顔が暗くなり元気のないぼんやりした印象に。
ブルベ冬と迷う:ウインタータイプのカラーを合わせると色と顔がなじまず浮いて見える。洋服だけが派手でけばけばしい印象に。
パーソナルカラー・スプリングは明るい色をトップスに
イエローベースさんは春タイプと秋タイプの2種類あります。
春のイメージは、黄みがかった健康的な肌と、艶のある髪質から春のうららかで明るいイメージが思い起こされるタイプです。活発で可愛らしい印象の方が多く、若々しい雰囲気を持っているのが特徴です。
パーソナルカラー・スプリングは高~中明度・清色の組み合わせが似合う人です。鮮やかで明るいカラフルな色や春に咲く花の色や、ビタミンカラーを使ったファッションがおすすめです。
鮮やかなオレンジレッドや、新緑のようなライトイエローグリーンなど、キュートで若々しい色が似合います。
明るく華やかなカラーが似合うので、イメージとしてはカジュアル、アクティブ、フレッシュなコーデがぴったりです。一見派手だと思う色や、多色配色を難なく着こなしてしまいます。
スプリングさんは似合う色を合わせると顔色が明るくなり、自然な若々しさが引き立ちます。
定番カラーはアイボリーホワイト、ハニーベージュ、クリアネイビーやライトウォームグレイ、キャメルなど可愛らしく若々しい雰囲気の色合いが揃っています。
人によって明るいパステルは合うけど、強いオレンジや赤は似合わない気がするなど、似合う似合わないに差はあるかもしれません。
そんな時は色が白くて色素が薄いなら明るめの色が似合い、黄味の色素が強ければ黄みがかった暖かい色合いが似合うなど、もう少し細かく色合いの特徴と自分の特徴を照らし合わせていくと、似合う色がたくさん見つかります。
得意な色はワンピースやトップスなど顔周りに持ってくるのがおすすめです。
パーソナルカラー春に似合わない色は顔から離す
鮮やかな色やイエローベースの色が似合う一方で、地味な色やオーソドックスな色は苦手です。青みが強い色や濁った色、暗い色は似合いません。黒を合わせる場合、やや明るめのものを選びましょう。
苦手な色を合わせると肌がくすんだり、シミやしわが目立つ場合があり、顔周りに使用する場合は注意が必要です。
苦手な色を身につける場合、顔周りにゴールドのアクセサリーやスプリングカラーのスカーフ、ストールなど持ってくると良いです。
春の苦手な色や似合わない色をコーデに取り入れるとき、顔からなるべく遠い位置に使用すると違和感なく合わせることができます。ボトムや小物で顔から離して配置するといいです。
ビジネススーツの定番色であるネイビーやグレーは、スプリングさんのやや苦手な色です。ビジネススタイルはアクティブなイメージを活かしながら、カジュアルになり過ぎないよう工夫してみて下さい。
普段はイエベ同士のコーデ
普段使いでおすすめなのが、すっきり馴染むイエベ同士のコーデです。イエベは春と秋です。
この組み合わせなら自然にしっくり馴染み、外さないコーデです。春と秋はイエベ同士のコーデがおすすめです。
イエベとブルベで格上げコーデ
よりお洒落を格上げしたい日は、あえてイエベとブルベの組み合わせをしてみましょう。春と夏、春と冬といった色をかけ合わせたコーデです。
イエベの中に少しブルベ、ブルベの中に少しイエベが入るだけで雰囲気ががらりと変わるので、絶妙なニュアンスが生まれます。
春タイプの人は冬タイプの代表である黒が苦手です。春タイプの色まとめたコーデに黒を少し入れると甘い雰囲気に引き締める効果が加わり、ニュアンスのあるコーデが楽しめます。
このときトップスは自分の得意な色にするのが基本です。顔周りは得意な色味で固め、ボトムや靴、バッグなどに自分とは異なるカラーを選びます。配色で遊ぶと違和感なくまとまります。
まとめ:フレッシュな印象で元気なイメージを活かす
パーソナルカラーを使ったスプリング、春さんにぴったりのコーディネートのコツを紹介しました。
色を選ぶのが難しいと思っている方や、似合う色がなかなか見つからないと悩んでいる方にとって、パーソナルカラーはおしゃれをするための方向性を指し示す道しるべになります。
春タイプに合ったパーソナルカラーを上手に毎日のファッションに取り入れてみて下さい。春タイプさんの魅力が上がるファッションが見つかることを願っています。