骨格ストレートでシャツが似合わないと感じていませんか? ストレートだけど骨格診断のセオリー通りの服装がイマイチ似合わない方もいます。
一般的にストレートタイプはシャツにベーシックなテーラードジャケットのシンプルなスーツなど、定番のアイテムを身につけても地味にならず、洗練された女性らしさを演出できるといわれています。
シャツが似合わない4つのタイプや、流行のビックシャツ、とろみシャツを素敵に着こなすポイントについて紹介します。
ストレートタイプでシャツが似合わない人の特徴
骨格ストレートの特徴として、全体的に立体的な上重心のメリハリボディの人が多く、シンプルでキレイめのアイテムが似合います。
シンプルにVネックで開けると良いといわれますが、必要に応じてネックレスをしたりストールなどで立体的な奥行きを作っても良いです。
取り入れる素材は、ハリやツヤのある素材や貴石のアクセサリーといった本格的なツヤを取り入れるのがおすすめです。
シャツが似合わない人や、ハリのある素材が似合わない人の特徴は個人差はありますが、以下の要素を持っている方の悩みが多いです。
- 細身ストレートの人
- フェイスラインやパーツに丸みがある人(顔のパーツに曲線的な部分が多い)
- ストレートにしては柔らかい質感を持っている人
- グラマー体型の人
細身ストレートの人
意外と多いのが厚みの少ない細身の人です。シャープでシンプルな服を着ただけでは、少し物足りなく感じることがあります。いわゆる細身のストレートのタイプです。
ストレートでも上重心とまでは言えない細身の人で、質感は筋肉のハリやツヤが感じられます。しかし体のラインはデコルテが細目でウエストの間延び感があり、一見するとウェーブタイプのような華奢な人です。
芸能人でいうと上戸彩さんです。小柄で細身の方なのでデコルテに華奢な雰囲気はあるものの、ウエーブのような柔らかな質感ではないです。質感はハリやツヤ素材の似合う高級感の調和するストレートです。
細身ストレートの人はデコルテの薄さにより、デコルテをあけすぎると寂しくなります。腰回りの立体感があまりなくヒップ位置もさほど高くないので、ウェーブ同様にウエストの間延び感があります。
フェイスラインやパーツに丸みがある人
シャツが似合うかどうかは顔の印象も関係します。シャツって元々男性アイテムなので、顔に曲線が多い女性顔では、きりっとマニッシュな鋭角の襟と相性が悪いです。
顔のそばにとがったデザインがくるのが苦手なタイプなので、通常のシャツより丸襟にするなど、顔のそばに曲線を持ってくることで顔との一体感が生まれます。
肌の質感が柔らかい人
ボディの質感も似合う似合わないの素材を決める大事な要素です。筋肉のハリの弱い方は素材の柔らかさもミックスされているので、ハリの強い素材は堅苦しい印象になり似合いません。ソフトなストレートタイプです。
例えばシャツは男性なら、ハリのある綿シャツは大体誰でも似合います。逆にレーヨンとかポリエステルのシャツを着たら不思議と違和感が出てきませんか?
デザインの関係なく、このシャツ一つとっても素材で似合う似合わないってありますが、その違いはボディの質感です。
男性は女性よりも筋肉質で骨もしっかりしているので固い印象です。そこにレーヨンなどのテロテロした薄い素材を持ってくると、違和感に繋がります。
同じようなことが女性の中にもあるというわけです。特に鍛えていないのに筋肉質な人っていますよね。逆にものすごく柔らかい肉質の人もいるように、その違いが似合う素材を決めます。
ボディの質感がハードな人、硬い人はハリのある素材が似合います。とろみ素材や細かいレース素材となると違和感が出てきてしまいます。
逆にボディの質感が柔らかい人はハリのある素材は似合いません。ハリのあるブロードシャツをとろみシャツに変えるだけで、ぐっと着やすくなります。
グラマー体型の人
肩のラインに丸みがあったり、バストとウエストに差があるグラマー体型の人もシャツが似合わないタイプです。
グラマーで曲線的なボディに平面的なシャツがなじまない人は、浮いてしまう場合がほとんどです。バストやウエストにダーツの入った立体的なもので、エレガントなシャツがおすすめです。
骨格ストレートがシャツを素敵に着るポイント
ストレートタイプは、リクルートのような白いシャツ、ジャストサイズでドロップショルダーでないものが似合います。衿がシンプルなレギュラーシャツを上品に着こなせます。
シャツのボタンを何個開けるかも重要です。ボタンを全部留めたり1個開けた位では、かえって窮屈に見えるので2~3個は開けると素敵に見えます。
ストレートは首周辺のつまり感を縦に分散させる必要があるタイプなので、ボタンは開けてVゾーンを作ります。衿や前開きでない場合も縦開きの深いVネックやUネックが似合います。
ストレートタイプがシャツを素敵に着るポイントは、デコルテをすっきりさせて身体から浮かせないことです。
ビックシャツをストレートが着る時は
今流行りのちょっとルーズなシルエットで、肩が落ちたデザインは苦手です。ストレートだと違和感が出ますので、ちょっとした工夫が必要です。
ビックシャツを着る時は、デコルテから上がぴったりしていると痩せて見えます。デコルテにフィットするシャツが似合います。
どこが似合うのか、どこをカバーしたいのか似合うものに向き合うと、流行りものでも取り入れられます。
ストレートのとろみシャツの選び方
ストレートでシャツが苦手なら、素材の工夫をしてみるのも良いです。たとえばとろみシャツにしてみるとかです。
ストレートでとろみブラウスを着たい場合、注意したいのはシルエットとサイズ感です。シルエットは普通のシャツに近い感じのものが良いです。
ドルマンスリーブや袖にボリュームのあるものは太って見えるので避けます。サイズ感については試着してみるしかありません。ゆったりしすぎずフィットしすぎずのジャストサイズが理想です。
胸元がすっきり開いたものやシンプルなデザイン、大柄なものが似合います。
まとめ:自分の体の特徴を知るのが似合うへの近道
骨格ストレートタイプでシャツが似合わない人の特徴や、流行のビックシャツの着こなしについて紹介しました。シャツの色をパーソナルカラーにしたり、とろみシャツを着るなど工夫してみて下さい。
ストレートの場合シャツが得意な方は多いですが、シャツが似合う事 = ストレートの必須条件ではありません。
ストレートの体型の特徴である立体感のある上半身、ハリのある素材が似合う肌質に似合うデザインの一つが、シャツだというのに過ぎないのです。
同じ骨格ストレートでも似合うものは個人差がありますので、自分の体の特徴を知ることが似合うへの近道です。骨格ストレートさんの悩みがなくなることを願っています。