クローゼットを開けても着る服がない。洋服がいっぱいあるのにない。こんな悩みはありませんか? 着る服がないのはどうして起きてしまうのでしょうか。
どうしたら毎朝スムーズに着る服が決まるようになるか、考えてみたいと思います。まずはたくさんある自分の服を見つめ直すことから始めてみませんか。
私のクローゼットは何回かに分けて断捨離を実行し、本当に大好きでよく着ている服ばかりになりました。自分の好きな服だらけにするには洋服を減らすことです。
毎回似たような服を買っている
特にアラフォーや大人の女性は家事に忙しい世代です。そのためニットとカットソーのみという構成の人が多いかもしれません。
動きやすさを重視して毎回似たような服を買ってしまうためワンパターン化し、いつもより少しオシャレしたい時などに服がないと悩む原因になります。
使用頻度を重視して揃えるとカジュアルとスーツなどの仕事用に偏ってしまいます。素敵なレストランでお食事などオンとオフの間の服が少ないため、必要になって急いで買って失敗するパターンもありがちです。
クローゼットがパンパンの人
ファッションは自分らしさを周りに伝える表現の一つです。
自分の体形に合うことに加え、顔に映える色を知ったうえで、私はこんな性格こんな自分になりたいというメッセージを装いに込めます。そうして選んで服を必要最小限にすればクローゼットもスッキリします。
まずはクローゼットやタンスの中にある服を全部引っ張り出してみましょう。そして鏡のあるところに衣類をアイテム別に集めます。Tシャツ、半そでシャツ、ジーンズなど必ず体に当てて鏡を見てみます。
ここで雰囲気がどんよりするアイテムがあれば、サヨナラした方がいいかもしれません。捨てる服、残す服、活かせていないけど復活させる服に仕分けます。
アイテムに似たようなものがあれば、どちらか状態の良い方を選んで下さい。捨てる服が選べない場合、流行遅れの服から処分を検討してみましょう。
残す服かどうかの判断は、迷いなくこの服は着ていると思えるかどうかです。よく着る服は今の自分の生活、体形、気分にとてもマッチした服で今の自分のための服です。
3~5年サイクルで服を入れ替えれば、時代の雰囲気に沿った服を揃えられます。定番商品は流行と関係ないので着続けられると思いがちです。しかし定番商品こそ細かい部分に変化が出やすい事もあるので注意しましょう。
アイテムごとに写真を撮る
ファッショナブルとは言えないまでも、こざっぱりして人に不快感を与えない身だしなみを心掛けるには、明るい色を意識した方がいいかもしれません。
どんなに高価だったスーツも着ていなければしまい込んでいる方がもったいないです。潔く手放してリサイクルという手もあります。
こうして選りすぐりの服を残したら、スカート別、パンツ別などアイテムごとにまとめて写真を撮っておきます。携帯電話のカメラで撮っておけば、出先でセールをしていても冷静に手持ちの服を確認できるので、組み合わせを考えて選ぶこともできます。
タンスやクローゼットから溢れるほどあっても着る服がないと感じるのは、全てを把握しきれていないからです。たくさんあっても目に入らなければ忘れがちです。
つい買ってしまったけど似たような服があった。なんて経験はありませんか。それは手持ちの服が把握できていないのが原因です。
服を整理して少なくした後
いっぱいだったクローゼットに余裕ができたら、また新しい服を買ってもいいタイミングです。ただし流行しているから、お買い得だからといった理由で服を選ぶと失敗しやすいです。
どんな風に服を買ったら失敗しないかというと、自分に似合う得意分野の服だけを買います。得意なものに絞るのです。トップスは割とサイズの調節や色でどうにかなります。40代はボトム選びに時間をかけるべきです。
40歳を過ぎると自分の定番と呼ぶべき服が分かってきますし、その方が服の数を一定に保てるようになります。シャツやパンツなどベーシックなものほど、3年を目安にアップデートしましょう。
買うかどうしようか迷う時、試着室から出られない服は避けるようにしましょう。迷ったら買わないようにします。一番のポイントは着替えて帰りたい服かどうか。その場で着替えて帰れないなら買うのを辞めたほうがいいかもしれません。
買っていい服とだめな服
自分を良く見せてくれて気分が上がる服、定番服のアップデート、優秀なボトムを買うべきです。買っていけない服は条件付きの服です。こんなトップスがあれば素敵に履けるとか、痩せたら着るなどで買わないようにします。
あとは冒険した差し色も避けた方がいいでしょう。結局は落ち着くいつもの色に戻ってしまいます。差し色に挑戦するなら面積の小さい小物に使うようにしたほうがいいです。
大人女性の流行服の取り入れ方
今は同時にたくさん流行るので、その中で得意なものを1つ取り入れます。賢い流行の取り入れ方は、トップスかボトムかどちらかだけに絞ることです。どちらかをベーシックなものにすれば失敗しません。
北川景子さんから学ぶ着回しコーデ
華やかなイメージのある芸能人は、プライベートでもたくさんの洋服に囲まれて生活しているような気がしませんか。しかし北川さんは洋服を10着しか持たないそうです。
10着ほどの洋服を着まわす彼女は、部屋を整頓しておきたいという意識が強いです。新しい服が欲しくなったら、手持ちの服の中で処分できるものがあるかどうか考えてから買うそうです。
これは手持ちの服にどんなものがあるか、しっかり認識していることがポイントです。
着回しコーデの秘訣は色
可愛い服を見るとつい欲しくなったりしませんか。しかし手持ちの服を合わせにくかったり着る機会がなく、タンスの肥やしになってしまうのはもったいないことです。
10着ほどしか服を持たない場合は着回し力が重要です。上手く着回するのはなかなか難しいです。まずは手持ちの服を暖色と寒色に分けてみて下さい。
全体のコーデを簡単に決めるには、色の統一を揃えることです。着回しできる服を買うために、どんな系統の色を揃えるか決めるのです。それに合わせて洋服を選んでいくと、コーデしやすくなります。
まとめ:心がときめく服を厳選していこう
たくさん服を持っていてもうまく着こなせなかったり着ないままになっていると、おしゃれを楽しめません。大人の女性は本当に使えるワードローブを厳選してお洒落に磨きをかけていきましょう。
着回し力を上げるには、なりたい未来の自分のイメージができるかどうか、心がときめくかどうかです。ここまで考えて服を選んでいけば、きっとお気に入りばかりのクローゼットになっています。
着回しできるアイテムを揃えておけば、毎朝のコーデに悩むこともありません。自分の定番アイテムをフルに活用して、おしゃれの達人を目指して下さいね。