一枚プラスすることでおしゃれな雰囲気になるストールは、全く違った雰囲気のコーデが作れます。防寒対策にもなるので秋冬はもちろん、春夏コーデにも活躍するアイテムです。
シンプルなコーデの印象をたった一枚でがらりと変えてくれます。そんな優等生のストールは、巻き方や結び方次第でお洒落上級者として一目置かれること間違いなしです。
色々な巻き方ができるのに、何となくいつもと同じように巻いている人も少なくありません。おしゃれを楽しみたいけど暖かさを優先してしまうと、コーデも単調になりがちです。
ストールを使いこなすには巻き方や結び方が大事です。今っぽくて見た目の美人度も格段に上がるストールの巻き方や、コーデのポイントになるテクニックについて紹介します。
ストールの巻き方最新版
そもそもストールとは?
ストールはマフラーと混同されやすいですが、元々は肩掛けとして使われていました。マフラーよりも素材が薄いのが特徴です。
春夏は軽めのコットン素材、秋冬はウールやカシミヤなど季節に合わせて素材を選べば、オールシーズン使うことができます。
ストールは長方形や正方形などの形、柄、カラーなどバリエが豊富なので、防寒というよりはおしゃれ重視で選ぶことができます。
ストール以外にマフラーやショールなどの巻き物は、いつもの自分をおしゃれにバージョンアップしてくれます。コーデに一つ投入するだけで手抜きした日のスタイルすら見違えます。
ストールの巻き方がわからなくて苦手意識を持っていたら、ワンパターンな巻き方を卒業しましょう。簡単でお洒落なストールの巻き方最新版を紹介します。
スタンダードな巻き方
ふわっとゆるく巻くだけの一番オーソドックスな巻き方です。首が詰まるとおしゃれに見えないので、ゆるめにふんわりと巻くのがポイントです。
エディター巻き
定番の巻き方ながら、こなれた感じがお洒落上級者に人気です。
2.長い方をぐるりと首に一周巻き付ける
3.首周りをゆるめて完成
似た感じでストールを首の前から後ろに向かってかけて、両端を前に持ってくるというやり方もあります。
幅広の場合は縦にきれいに折りたたんで巻くか、クシュっと握るようにして巻くかで雰囲気が変わります。巻いた後にストールを広げるなどして形を整えると、仕上がりがグッとおしゃれになります。
ノット巻き
基本のエディター巻きの簡単アレンジがフロントノットです。エデイター巻きと同じ要領で巻き、垂らしたストールの両端を結びます。形を整えれば完成です。
ジャケットやコートなどのアウターを着た時や、Tシャツ、ブラウスなど春夏のシンプルコーデに巻くとおしゃれです。
さらにボリューム感を出したいとき、もう一周巻いてストールの端を結ぶルーズノットもあります。結び目は前でも横でもOKです。
薄手のストールで作ると、ふわふわと顔周りにボリュームが出ますし、柄物なら華やかさがアップします。
肩からさらっとかける
シンプルにただ首からかけるだけで、定番の大判ストールを主役にした着こなしになります。
垂れが縦の線を強調するので、脚長効果も期待できます。細めのベルトでウエストマークしたり、ピンで留めてもすっきりした印象になります。
ストールにボリュームがないと寂しく見えるので、大判で巻くのがおすすめです。
アフガン巻き
大判ストールを主役にしたいときにおすすめなのがアフガン巻きです。スト―ルで三角形を作って巻くだけなので簡単にできます。シンプルな着こなしのポイントにするといいでしょう。
2.三角の部分が前にくるようにエデイター巻きをする
3.前で両端を結ぶ
4.結び目が見えなくなるように調整して完成
スヌード巻き
スヌードのようにボリュームを出して巻くことで小顔効果を発揮します。端と端が後ろでおさまるように巻くと、きれいな輪っかが作れます。シンプルな着こなしのアクセントにもぴったりです。
2.ストールの両端を持ち顔の前でクロスさせ後ろに回す。スヌード風になるように顔周りはしっかり巻く。
3.ストールの端を後ろで1回結ぶ。両端のフリンジをバランスよく見せて整えれば、こなれた雰囲気に。
ループ巻き
学生時代から定番の巻き方こそ、ボリューム感で大人っぽく巻いてみましょう。
2.次に横半分に折ったストールのループ側を左手に持ち、半分の長さになるよう首にかける。
3.ループの輪っかにもう片方を通したら、首周りがきつすぎずゆるすぎずの心地いいバランスを探って完成。
流行りのストール巻きができない時は
やり方通りに巻いても何だかイマイチだったり、素敵に巻けない…という時は手を加えてみましょう。
- きれいに巻くならストールを縦にきれいに織りたたんで巻く
- 薄手のストールなら握るようにしてから巻く
- カジュアル巻きならストールをねじってから巻く
仕上がりをイメージして、巻く前にひと手間加えるとおしゃれになります。仕上がった後の形を整えるのも大事です。結び目を引き出したり長さを整えたりするだけで印象が変わるので、おしゃれになります。
ストールはこんな時に活躍できる!
冬の洋服は場合によって外出先で、1日中アウターを着ている状態は多いです。つまり中に着る服があまり関係なくなることが多いです。といってもアウターを何枚も持つのは効率良くありません。
その他1日の寒暖の差が激しい日も多いですよね。電車や建物の中は温かいのに外は寒いので、どちらに合わせたアウターを着たらいいか分からなくなることがあります。
そこで重宝するのが大判ストールです。見た目も機能的にも臨機応変に対応できる優れものです。
こんな時に大判ストールをショールとして羽織ると活躍できます。マフラーとして使うこともでき、オフィスや自宅、車の運転時のひざ掛けにも使えます。
ストールのデザインはどうする?
大判ストールは思った以上に使い回しができます。洋服のようにそれほど組み合わせに悩むことがありません。
基本的に無地のストールなら何でも合います。柄物の場合は無地の洋服のアクセントになり、コーデしやすいです。大判ストールは無地と柄物の2種類があると便利です。
ストールの良い所は服と違って、少しカラフルな色を選んでも違和感がないことです。いつもはベーシックな色柄を着ているなら、ストールはカラフルな色柄を選ぶと素敵です。
まとめ:ストールの巻き方をマスターしてお洒落に磨きをかけよう
ストールは色々な巻き方ができる分、難しく感じてしまうことがありますが、自分だけのおしゃれな巻き方を発見してみると、おしゃれが楽しくなります。
季節の変わり目や気温によって毎日のコーデに迷う時に、いつものコーデにストールをプラスして暖かさをアップするのもいいですね。
ぜひこの機会にストールの使い方をマスターしてお洒落上級者に仲間入りして下さい。ストールの悩みがなくなることを願っています。