薄着になるとお腹部分が目立つ悩み。年齢を重ねるごとに悩みは増えてくるけれど、特に気になるのは、おしゃれの大敵であるぽっこりお腹です。
女性は皮下脂肪がつきやすいので、出産後に体型が変化したという方も多いのではないですか?
お腹が目立つだけでおしゃれな雰囲気から遠ざかってしまいますし、ダイエットしたくてもお腹の部分だけ痩せるのはなかなか難しいですよね。
ダイエットはすぐに効果が出るものでないので、お腹がすっきり見える着こなしを取り入れる方が手っ取り早いです。
40代のお腹をかくす体型カバーファッション
アラフォーは人生やおしゃれの転換期です。20代の頃は今の自分の延長線上と思っていたけれど、実際にその世代になってみると、ただの延長線上ではない気がしませんか?
年齢とともに体形に関する悩みが増えるのは避けようがありません。体型カバーできるコーデをマスターしましょう。
ぽっこりお腹が気になってきたら、できるだけお腹が目立たないような服装を心がけましょう。お腹かくしに効果的なファッションアイテムや簡単コーデを紹介します。
ぽっこりお腹をカバーするコツは次の6つです。
- Aラインのシルエット
- ウエストの位置を高くする
- 体型カバー効果のあるシルエット
- 縦ラインを強調するアイテム
- ボトムに収縮色や柄物
- お腹から遠い箇所にポイントを作る
コツをつかめばすっきり見える着こなしができるので、ぽっこりお腹が目立たないスタイルが簡単に完成します。もっちりお腹周りの着痩せテクニックや、アイテム別お腹ぽっこりカバー術を紹介します。
Aラインワンピース
ぽっこりお腹を隠してくれるアイテムといえばワンピースです。裾にかけて広がるAラインのシルエットは、お腹周りが目立たないだけでなく、すっきり見えるのでスタイルアップの効果もあります。
ワンピース選びのコツとして、しっかりした張りのある素材のもので、ウエストが締めつけられないデザインなら完璧です。お肉を拾いにくいので、体のシルエットをカバーできます。
ストールを合わせるとIラインも強調されるので、お腹周りがより目立たなくなります。薄い素材のワンピースはかえってお腹が目立ってしまうので、注意しましょう。
ゆったりシルエットのトップス
ドルマンスリーブ、ビッグシャツなど、トレンドである裾が広がるトップスはお腹を隠してくれます。ボトムはダークカラーのパンツやスカートを選ぶと、下半身が引き締まって見えます。
上半身にボリュームがあり下半身がすっきり細いスタイルを「Yラインシルエット」といいます。全体にメリハリがついて、お腹周りを自然にカバーできます。
おすすめのコーデは、トップスに幅のあるジャケットやコート、ボトムはスキニーパンツやタイトスカートでスッキリさせます。
ウエスト位置が上にくるように丈の短いトップスにし、ドルマンスリーブで上半身にボリュームを出すのも良いです。
ウエストの位置を高くする
気になる腰回りやお腹周りは、太めのベルトや大きめのリボン、ギャザーなど切り替えのあるデザインでごまかすことができます。
流行のサッシュベルトやハイウエストパンツなど、体の細いくびれをマークするとウエストが引き締まって見えます。
高い位置でウエストマークすると、ぽっこりお腹も目立たなくなるばかりでなく、脚長効果も得られます。
縦ラインの入ったアイテムでIラインを意識する
縦のラインは細長く見せるのに想像以上に効果があります。お腹が出ていると丸みのある体型に見えるので、服は縦のラインが入ったものを選ぶと細見え効果があります。
トップスは、ストライプのシャツを襟元を開けて着ると良いです。首や鎖骨を出すと上半身がすっきり見えます。ボーダーは身幅が横に広がるので避けましょう。
ボトムはセンタープレス入りのパンツや、プリーツスカートなどがおすすめです。生地が厚くて体のラインが出ないものや、センタープレスやプリーツの折り目がしっかりついているものを選ぶのもポイントです。
他にもロングカーディガンやロングコートを選ぶことで、縦ラインを印象付けられます。
Iラインを意識するのは、長めのストールを首元で巻かずに垂らすだけで効果があります。ストールやショールを羽織るだけでお腹や腰回りを隠せるので、誰でも簡単にできるテクニックです。
着痩せする色や柄物
白やベージュなどの明るい膨張色や赤など目立つ色を着ると、実際より大きく感じられます。反対に黒や紺などの暗い収縮色、グレーなどの落ち着いた色は実際より小さく感じられます。
黒や紺など寒色系は引き締まって見えるので、体型に自信がないと選びがちです。しかし全身黒コーデは暗い雰囲気になってしまいます。
濃い色は引き締め効果があるので、反対色の暖色系や膨張色と合わせて色のメリハリをつけるのがポイントです。
たとえばトップスの色がマスタードなら、スカートは紺色を選ぶなどして対照的な色を合わせます。これでコントラストができ、ウエスト部分が細見えします。
柄物は全体のシルエットをあいまいにする効果があります。大きめの柄ならなおさら良いです。ボトムに柄物のスカートを取り入れることで、上半身から視線を逸らすことができます。
トップスはシンプルな白やブラウスがおすすめです。ぽっこりお腹が気になりません。
お腹から遠い箇所にポイントを作る
目を向けてほしくないお腹から視線を外すために、首周りや足元といったお腹から遠い箇所にポイントを作るのも効果的です。
首周りにボウタイ付きのブラウスや、ビジューやパールが光るネックレスといったアクセサリーで首元を飾る。足元には赤いパンプスを履いてポイントを作るなどです。
相手の視線が分散されるので、お腹に目がいかなくなります。
アイテム別ぽっこりお腹カバー術
ワイドパンツでお腹ぽっこりしないポイント
ワイドパンツを履いた時にお腹ぽっこりにならないためには、身体にメリハリを作ることが大切です。ポイントは3つあります。「トップスインで高い位置を意識」「ハリ感のある素材」「濃い色」を選ぶことです。
まず腰の高い位置でワイドパンツを履いてトップスインすると、くびれが強調されて脚長効果があります。
トップスの前裾をインするだけでも、下腹の存在感が薄れます。太いベルトがなくても簡単に挑戦できるコーデです。
ハイウエストのワイドパンツは、ウエストを引き締めつつ足のラインを拾わない万能アイテムです。ウエスト位置が上がるので、お腹が目立つことなくスタイルアップができます。
2つ目はハリのあるしっかりした素材で、体のラインを拾わないものを選びましょう。タックとセンタープレスがつながっているデザインならなお良いです。
お腹から足にかけてIラインが強調されて下半身が引き締まって見えるし、お腹と太ももが同時にカバーできます。
タックは内向きに入っているものなら、お腹の肉を内側に流す効果があります。ジップにも引き締め効果があるので、センタージップのものを選ぶことで着痩せ効果が得られます。
3つ目は濃い色のワイドパンツで下半身を引き締めることです。トップスはふんわりさせ、サッシュベルトなどで目線を上げることで、お腹が目立たなくなります。
ベルトを使ってウエストラインを出すとくびれができ、下腹をカバーできます。
ニットワンピースのお腹ぽっこりをカバーするコーデ
お腹ぽっこりさんのNGファッションは、膝上ワンピースとニットワンピースです。無理に細く見せようとするよりも、体型を完全にカバーできるAラインワンピースならOKです。
ニットワンピースは横から見るとヒップだけポコッと出て見えるので避けた方がいいアイテムですが、どうしても着たい場合、素敵に着こなすポイントがあります。これらを上手に使うと着やせ効果が抜群になります。
- 長めネックレスや大判ストールを活用
- ベルトを使いウエストマーク
- アウターを羽織る
まず長めのボリュームのあるネックレスを活用する方法です。長めネックレスは全体が細長い印象になるので、バランスが良くなります。首元を目立たせるので着痩せ効果につながり、お腹周りが気になる方にはおすすめです。
大判ストールの活用もおすすめです。大判ストールを羽織ってアウター風に着こなしてみて下さい。巻かずに出かけるとIラインが強調され、スタイルアップできます。
2つ目はベルトを使ったウエストマークです。目線が上にいくので引き締まって見えます。白のニットワンピースにはベルトでウエストを引き締めると、着やせ効果があります。
3つめはアウターを着てお腹周りを目立たなくするコーデです。どんなものを合わせればいいのかというと、ライダースジャケットやデニムジャケット、ロングカーディガンなどです。
腰にチェックシャツを巻いて季節感を出すのも良いです。コートならチェスターやトレンチがおすすめです。
足元はブーティを合わせると女性らしい上品なスタイルになり、スニーカーでカジュアル、ロファーなら今っぽさが出ます。
サロペットのお腹ぽっこりをごまかすコーデ
サロペットはニットワンピースと同じで、上からカーディガンやパーカー、ロングカーデを羽織ったりコートを着ることで、お腹周りをごまかすことができます。
サロペットのウエストをきつく締めるのではなく、ゆるめにして腰にシャツを巻いてもいいでしょう。
まとめ:ダイエットは時間がかかるけど、お腹の着痩せコーデは簡単です
ぽっこりお腹をカバーするファッションアイテムや着こなしについて紹介しました。
ぽっこりお腹が気にあるあまり、ダイエットをしなくちゃと焦る気持ちになりますが、コーディネートを工夫するだけでお腹周りをカバーできる方法はたくさんあります。
気になる体型をどんどんカバーしていきましょう。流行りに左右されずに自分に合ったスタイルを見つけて、おしゃれを楽しみませんか?