日差しが強くなる季節は日焼けが気になります。どんなケアしても焼けてしまうと悩んでいる方も多いのではないですか?
色黒だと洋服を着ても肌の色が浮いて見えたり、全体のトーンが暗く見えてしまうこともあり、コーディネートに悩んでいる方もいるでしょう。
せっかくならそのきれいな肌をファッションに活かしてみませんか。色黒だからこそ似合うカラーやデザインを身につけておしゃれを楽しみましょう。
色黒のメリットはたくさんある!
色白と色黒、違いはどこなの?と思ったことはありませんか。
色白は肌のメラニン量が生まれつき少ない体質で、色黒や地黒は肌のメラニン量が生まれつき多い体質となります。こうした生まれつきの肌の色は遺伝的なものです。
肌が黒いことにコンプレックスを持っている人は多いですが、肌が黒い人にもメリットはたくさんあります。まず肌が黒い人は紫外線を浴びるとたくさんのメラニンを生成するので、すぐに肌が黒くなります。
しかし日光による炎症は起こりにくいため、光老化が出にくいという特徴があります。これは紫外線を長年浴び続けることにより、起きてしまう肌老化です。
色白の人はこの光老化が出やすい傾向があり、シミやしわができやすいという弱点があります。シミが増加する、しわが深くなる、たるみが生じるなどの症状が現れやすいです。
色黒の人は白い人に比べるとシミやしわのできにくい健康的な肌を保つことができ、活動的・健康的な印象を与えることもできます。
肌が本来持っている紫外線防御力が高く、紫外線により受けるダメージも少なくて済みます。DNAの傷を修復する能力が高いことから、シミやしわ、たるみなど光老化の進行が遅いといわれています。
つまり肌老化が進行するスピードは、色白の人に比べて遅いということです。
色黒のデメリットとして考えられるのは、一度焼けると元に戻りにくいです。一度焼けるとそのまま黒くなる人は、いったん焼けるとすぐに元に戻ることができません。
美白ケアなどで色白にしようとしても、なかなか思うようにいかないことが多いでしょう。色黒の人のスキンケアは無理をして美白にこだわるよりも、今以上に黒くならないように気を付けて。
日焼け止めはもちろん、日傘や手袋、UVカットシャツなどを利用して紫外線対策をしましょう。
色黒の人の持ち味である健康的で活動的なイメージをファッションで活かす方が、より色黒さんの魅力が引き立ちます!
色黒さんのファッションで意識するポイント
肌色を目立たなくさせるよりも、引き立ててくれる色を選ぶのが着こなしのポイントです。色黒に似合う色を知り、小麦肌を活かしたおしゃれファッションを手に入れましょう。
色黒さんのファッションで意識するポイントは、次の3つです。
- 鮮やかな色を楽しむ
- 白はアイボリーや生成り
- 健康肌を上手に活かす
色黒さんは鮮やかな色を楽しむ
色黒さんは鮮やかな色や白色が似合います。ヴィヴィッドカラーが断然おすすめです。パステル系の淡い色よりも少し濃い目の色が似合います。
鮮やかな色は肌色に負けることなく映えるので相性もばっちりです。真っ赤なトップスや真っ青なスカートなど自分に合った鮮やかなカラーを選べるようになると着こなしの幅が広がります。
春らしい着こなしならベリー系の濃いピンクやパープル、イエローやオレンジなど強めの色はとても映えます。ヘルシーな肌色とイエローでポジティブな印象が上がります。
おすすめは流行中のイエローです。イエローベースの日本人の肌になじみやすいので、思ったより派手になることなく着られるはずです。
レッド、ピンク、オレンジといった暖色系や、パッと目を引く鮮やかなカラーは夏にぴったりです。
注意したいのはブルーやグリーンといった寒色系です。青、緑、紫を着ると人によっては具合が悪く見えることがあります。
白はアイボリーや生成り色が似合う
色黒さんは青みがかったクリーンなホワイトや真っ白ではなく、アイボリーや生成りといった少し黄味がかった柔らかいカラーが合わせやすいです。
鏡の前で合わせて見るといいですが、健康的な肌をワントーン明るくきれいに見せてくれます。
地黒さんは健康肌を上手に見せる
健康的な肌の人は、デコルテラインが広く開いてもいやらしく感じさせないのがメリットです。
オフショルダーなども挑戦できますし、デコルテ周りを見せて大人の女性を演出しましょう。少し大胆なデザインでも女性らしく着こなせるのが魅力です。
スクエアネックならヘルシーな色気と共に、女性らしさや上品さもプラスしてくれます。色が白いと艶めかしくなってしまうような肌見せも、日焼けした肌ならセクシーに着こなせます。
色黒さんは華やかな小物が似合う
アクセサリーはシルバーよりもゴールドがおすすめです。シルバーでは肌に沈んでしまいます。デザインも大ぶりのものを選ぶと、ゴージャスな雰囲気が色黒にマッチします。
他にもキャップやハットをかぶるなど、帽子をおしゃれのアクセントに使用しても良いと思います。シンプルな服装をぐっとお洒落さんにしてくれます。
シンプルな服装にベルトやサンダルなどを目立つ小物でポイントをつけると、華やかなスタイルになります。
地黒さんにNGファッション
パステルカラーや明度の高いアイテム
パステルカラーや真っ白い服は、肌の色とのコントラストをより強調させてしまいます。色黒が強調されてしまうので避けましょう。
くすんだ色、ヌーディカラー、アースカラー
くすんだ色は肌の明るさと似ているので洋服と肌がなじんでしまいます。全体的にメリハリがなく野暮ったくなってしまうで、避けた方がいいです。
自分の肌は何色か知ってますか?
パーソナルから診断を受けるのもおすすめです。色黒さんといっても瞳や頬、唇の色、クマのでき方によって似合う色が違います。パーソナルカラーは本当に似合う色や、自分が引き立つ色を知ることができます。
好きな色が似合わないと顔色が悪く見えますが、パーソナルカラーを知ると明確な似合う色が分かるので、メイクの無駄使いがなくなります。
プロによるカラー診断はおすすめです。色んな色の布を、顔の下に当てて顔映りをチェックしてもらえます。アクセサリーや、ヘアカラーの色もアドバイスもらえて、参考になりますよ。
自分を引き立てる色の肌色診断は、ブルベ、イエベ診断ともいわれています。自分の肌色がブル‐ベースか、それともイエローベースなのか把握することができます。
ベースカラーを知るとメイクや洋服選びが劇的に変わります。
自分に似合う色を身につけると、
- 自分を良く見せることができる
- TPOに合わせたイメージ作りができる
- 衝動買いしなくなる
- 良いなと思っても似合わないものは買わない
腕の血管で診断
腕の静脈を見ます。血管が青く浮き出ている人はブルベース、やや緑に見える人はイエローベースの傾向です。
白目で判断
目が充血していない状態でチェックしてみましょう。ブルベースの場合は白目が薄く青みがかり、イエローベースの場合はややアイボリーに発色する傾向です。
他にもあるブルベースのチェック
他にもあるイエローベースのチェック
自分の似合う色は肌の色から判断できるわけではありません。肌の色や瞳の色、髪の色も判断できます。つまり合う色、合わない色は人ぞれぞれです。千差万別で一人ひとり異なるのです。
色黒はイエローベース?
地黒はイエローベース、色白はブルーベースと思い込んでいる人も多いです。黄味の強い肌、青みの強い肌の区別になるので、地黒だからイエローベースとは限らないのです。
日本人は黄色人種なので、多くの人がイエローベースと思いこんでいることが多いようです。しかし東洋人は目は黒、髪は柔らかい茶色、肌は黄色めといったように混合している方も多いのです。
イエローベース寄り、ブルーベース寄りなど自分はどちらより寄りなのか程度で考えて、服選びの参考にしてみると良いです。
まとめ:色黒さんは健康的に見える小麦肌をファッションに活かそう
色黒・地黒さんが似合う服について紹介しました。コンプレックスは人それぞれです。色黒でもファッションのアイテムや着こなし次第でおしゃれが楽しめます。
肌の色が黒めの人が洋服の色を選ぶときのポイントとして、肌の色をカバーするよりも引き立たせる着こなしにしていくことで、素敵なコーデになるはずです。
色白の人にはない、色黒さんのメリットはたくさんありますので、健康的な魅力をうまく活かしながらオシャレを楽しんで下さいね。色黒さんの悩みがなくなることを願っています。