3月、4月のイベント言えば卒園式、入学式です。そろそろ当日の服装を準備をと考えているママさんも多いのではないですか?
普段あまり着る機会のないセレモニースーツだから、何色を選べばいいのかスーツかワンピース、どんなコーデで出席するのが良いのか悩む方も多いはずです。
卒業式はお世話になった先生や友達と別れてしまう寂しさが、入学式は明るく晴れやかな門出です。
子供の入園、入学にお金がかかりますから、母親の服にお金をかける余裕はないですよね。定番スーツが無くても式典は数時間で終わるので、手持ちのスーツやアンサンブルを使って節約したい人もいるはずです。
卒業式・入学式で母親はどのような服装や色がふさわしいのか紹介します。
卒業式のマナー
卒業式は卒業証書授与式と呼ばれる式典で、入学式より格式の高い式といわれています。参加する人たちはフォーマルな服装で出席するのがマナーです。
母親の服装もダークカラーのスーツ、またはジャケットにワンピースが一般的です。カジュアルすぎる服装や派手過ぎる服装はNGです。
ただし地域や学校によって服装マナーが異なる傾向かあります。公立の場合は地域で大差はあまりないようですが、私立の場合は様々です。ブラックフォーマル指定や卒業式などでは常識として着るものという学校もあります。
40代母親の卒業式に合う洋服の色
卒業式に紺がいいのか、それともグレーにするのがいいのか、式典の服装の色について悩む方も多いでしょう。
シックな色合いのスーツが主流でブラック、グレー、ネイビーなどのダークカラーが一般的です。この中の色を選んでおけば、まず浮くことはありません。
スーツのインナーにはフリルやレース使いのブラウス、光沢のあるキャミソールなどを合わせるとエレガントな雰囲気になります。上下の色を統一する必要はなく、グレーのジャケットにブラックのスカートを合わせてもOKです。
学校によっては色の規定がされているところもあります。明るめの色でもOKなら明るめのグレーがおすすめです。卒園式、卒業式で明るい色のスーツを着ている母親も多いです。ただし明るいパステルカラーでは浮いてしまうのでNGです。
40代母親の卒業式ファッションポイント
卒業式、入学式共に両親の服装に普段着はもちろん厳禁です。かつてはブラックフォーマルを着用する人がほとんどでしたが、最近はおしゃれ着として活躍できるものが人気です。
式典に参加すると写真に納まる機会も多いので、失敗しないセレモニーファッションを心がけましょう。
卒業式というのはお祝いの日ではありますが、お友達との別れの日でもあります。基本的に控えめで程よく華やかさを醸し出すスーツが好ましいです。
なかなか服装が決まらないという方は、卒業式や入学式の前に「どんな服装で式に出ますか?」とお子様の同級生のママ友に聞いてみるのも良いです。
または1学年上の子供のいるママ友に、昨年の卒業式はどんな服装にしたか聞いてみるのが確実です。
40代母親の入学式に合う洋服の色・ファッション
入学式は子供にとってもママさんにとっても新しい生活が始まる日です。これからお付き合いをしていく方との出会いの場でもあります。
ファッションは先生にも他の保護者の方にも好感を持たれるよう、フレッシュで清楚な印象にしたいですよね。入学式におすすめのファッションはベージュやネイビーが定番です。
他には春らしい華やかな色でピンク、サックス、アイボリー、ホワイトなどもいいです。ラメの入った淡い色調のファッションもおすすめです。
注意したいのは華やかであることと、派手とでは全く意味が違うということです。あくまでも清楚で上品であることを心がけて下さい。主役はお子様ですので、子供より目立つことが無いようにします。
ご主人様も一緒に出席される場合、小物類の色をネクタイの色と合わせると、ぐっとおしゃれな印象になります。写真に納まる時は統一感が出て素敵です。
卒業式と入学式は洋服の色が同じでもOK?
卒園式・卒業式の後にはすぐに入園式・入学式がやってきます。そのため両方の服を1着で済ませたいと考えるママさんも多いはずです。
結論から言うと同じスーツでも全く問題ありません。別々にスーツを購入するとお金がかかるという事で、着回しスーツを購入する人も多いです。
何着もスーツを用意するのは出費がかさむし、セレモニースーツはあまり着る機会がないから、もったいないですよね。
しかし卒園式や入学式の写真は一生残ります。あとになって写真を見直した時、卒業式と入学式の服装が一緒で後悔することがあります。
そんな時はセット購入や着回しを考えるなど工夫してみるといいかもしれません。手持ちの黒や紺色のスーツにして、ブラウスやアクセサリー、髪型などを変えることで卒業式と入学式の雰囲気を変える方法もあります。
卒業式に向けて服を新調するなら着回し力は外せません。セレモニースーツ3点セットを購入して着まわすのがおすすめです。アクセサリーやバッグなど小物に変化つけると服装の印象をガラッと変えることができます。
着回しの組み合わせは3つのパターンがあります。
- ジャケットとワンピース
- ジャケットとスカート2種類
- パンツスーツ(スカートもセット)
入学式も視野に入れてスーツや小物を選んでおくのも良いですね。
卒業式・入学式兼用スーツはグレーのセットアップが人気
卒業式と入学式に同じスーツを着る場合、グレーのスーツがおすすめです。万能カラーでオールシーズン使えます。卒業式の厳かな雰囲気にも入学式の晴れやかな場にも合います。
各シーンで最適なコーデができるのもポイントです。グレーのセットアップは持っておいて損はないです。
グレーのセットアップは定番でデザインも豊富です。お気に入りの服が見つかりやすく、迷うことなくスーツ選びができるはずです。インナーや髪型に変化をつければ印象も変えられます。
なお式典では座ったり立ったりすることが多いので、裾が広がったフレアスカートは動きやすいです。スーツの素材はしわになりにくく、初夏まで着られる綿と化繊の混紡がおすすめです。
式典にパンツスーツもOK
動きやすさ重視のママさんはパンツスーツを活用してみてもOKです。卒業式のある3月は地域によってはかなり寒いこともあり、防寒にもなります。
式だけでなく発表会、同窓会などでも着まわせるように、流行が強すぎない質の良い服を選ぶのがポイントです。
式典に必要な小物
足元
式典にペタンコ靴は不向きです。ハイヒールやピンヒールも上品さに欠けますので、5㎝程度の高さのものがいいです。ストッキング着用は必須です。ベージュなどを選ぶと足元がきれいに見えます。
厚手のタイツは重たい印象になり、スーツとバランスが悪くなるので避けましょう。
バッグ
肌寒い季節の式典であることや、卒業証書なども頂くためバッグは悩むところです。セミフォーマルに合わせるならクラッチバッグ、冠婚葬祭に使う黒や茶などのフォーマルバッグがおすすめです。
当日は書類を配られたり記念品を持ち帰る場合があるので、サブバッグや風呂敷などを用意しておくと便利です。
コサージュ
スーツをダークカラーでまとめた場合、小物で華やかさをプラスすると地味になり過ぎることがありません。コサージュやスカーフなどの小物類で華やかな色をプラスしましょう。
コサージュは大ぶりなもので薄いピンクやベージュなどがおすすめです。ぜひ明るい色を付けて下さい。
アクセサリー
アクセサリーはパールのネックレスやイヤリングをつけるのが一般的です。
ヘアスタイル・メイク
巻き過ぎの髪型や力の入ったメイクでは浮いてしまいます。スッキリしたヘアスタイルと清楚な印象になるよう心掛けて下さい。
派手な色やゴージャスなネイルアートは逆効果です。ネイルは指先まで手入れが行き届いていると好感が持てます。ベージュやピンクなど優しい色のネイルが良いでしょう。
防寒対策
3,4月は寒暖の差が激しい季節です。式が行われる講堂や体育館は広く、天井も高いので冷え込むことがあります。防寒対策は万全にしましょう。カイロやひざ掛けを用意するか防寒インナーの着用もおすすめです。
まとめ:お子様の晴れ舞台に素敵な思い出を
ある程度きちんと感が大切なのが卒業式や入学式の服装です。普段カジュアルな服装が多い人にとって、きちんと服はそう何着も必要のないものです。
式の直前になって慌てないためにも、卒業式や入学式でのママさんの服装マナーについては、基本的なポイントを把握しておくと安心ですよね。
服装マナーで失敗しないように店頭に並ぶスーツを参考にしたり、先生や周りのママ友に聞いてみるのもおすすめです。お子様の晴れ舞台に素敵な思い出を残したいものです。